説明
ボウキョウ/脚本:宮崎晃 音楽:鏑木創 監督:大嶺俊順 主題歌:森進一「望郷」 三田佳子主演。森進一のヒット曲をモチーフにした歌謡映画。三田佳子と榊原るみの姉妹がたどる愛情のドラマ。松村友子(榊原るみ)は、病床の父に姉文江(三田佳子)を逢わすために夜汽車で東京に向かう。文江は五年前、妻子ある男と恋愛事件を起こして父と衝突し、故郷を飛びだした。友子の東京行きのもう一つの目的は集団就職した中学の同級生の消息を知ること。東京に着いた友子は、新宿の片隅にある小さなバー“風花”を経営する文江を訪ねた。友子は、文江の変貌ぶりに驚ろき、文江もまた友子の大人びた姿に五年の歳月を感じた。友子は津軽の家のことを話した。文江の目前になつかしい故郷の風景が蘇った。だが、文江の口から帰るという言葉は出ない。友子は、中学時代一番仲の良かった相川道夫(森田健作)に会い、道夫の知らせで鈴木清(石橋正次)、斎藤美代子(中川加奈)にも会った。二人は同棲しながら、清は池袋でバーテンをし、美代子はヌードモデルをしていた。彼らには昔の面影はなかった。友子は、文江の恋人であるレコード会社のディレクター高木(江原真二郎)が育てている森川のことを、文江から聞き、級友の森川ではないかと思い彼を訪ねるが、その期待は空しかった。しかし、森川の話を聞くうちに、若い二人は次第にうちとけた。道夫は友子を箱根にドライブに誘う。箱根には、妻子ある高木と別れることを決意した文江の姿があった。文江の帰らないアパートで、道夫は友子と一緒に故郷へ帰る約束をした。預金をおろし荷物をまとめた道夫は、最後の東京の夜を友子と過ごそうとしたが、友子に「つかれているから」と断わられ清を誘う。その深夜の帰り道夫は自動車にはねられてしまった。友子が帰る日、上野駅には森川信一郎(森進一)が見送りに来ていた。友子が探している森川が、名古屋の方にいったまま消息不明だということを告げに来た。それは文江の計いだったが、信一郎はもう一度友子に逢いたかった。風花に戻った信一郎は、デビュー曲「望郷」を唄う。高木への愛が再び文江の心を強くしめつけた。「望郷」は1970年12月リリース、冒頭汽笛の音が入るので印象的。1971年3月20日~4月2日豊橋松竹、併映「めまい」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1971年】




