説明
サカリバブルース/脚本:舟橋和郎。音楽:伊部晴美。監督:小西通雄。梅宮辰夫主演の歌謡ドラマ「柳ヶ瀬ブルース」に続く第2作。次作「命かれても」からタイトルに「夜の歌謡シリーズ」と名前がつく。タイトルの「盛り場ブルース」は1967年12月発売された森進一の7枚目のシングルで大ヒットして第1回日本有線大賞受賞曲。銀座のクラブ 麗の渉外部長 高見啓一(梅宮辰夫)と ホステスの 三宅かおり(野川由美子)が、数々のトラブルに会いながらも 夜の銀座で生きる 二人の愛欲の機微を 描いた映画。プレイボーイの高見(梅宮辰夫)は、バー“ランボー”のママ朝子(白木マリ)と関係をもっていたが、かおりのことが気になり毎日ヤキモキしていた。客の建設会社社長岡林(金子信雄)もかおりが欲しいあまり四十万円もするダイヤの指輪を彼女に贈り「麗」の社長中田(小松方正)にも仲介を依頼。中田は、高見に新開店のバーを任せるという条件でその斡旋を頼む。高見は、岡林と寝るかそれとも店をやめるかとかおりに迫った。かおりにはホステスをやめられぬ事情があった。彼女には医学生の夫があり、彼の学資を稼がねばならないのだ。それを知った高見は、牧野にダイヤの代金四十万円の返却を迫った。そんな牧野を救ったのは朝子だった。朝子はカネをたてかえ、さらに彼をアパートに誘った。一方、高見は岡林から六十万円を巻上げた後、かおりを朝子のアパートヘ連れてきた。そこでかおりは、朝子と牧野の情事を見せつけられ愕然。修一(森進一)の唄う“盛り場ブルース”が切なく流れる夜だった。絶望に暮れるかおりは翌日、箱根で岡林と情事を結ぶと、東京から姿を消す。高見は、かおりの弟信一を“顔”の専属歌手に雇い、彼女の居所を吐かせた。かおりは仙台のバーで働いていたが、高見に東京へ連れ戻される途中、列車から投身自殺を企てた。だが次の一瞬、高見に助けられ、やがて二人は結婚の約束を交した。翌日、高見は会社を辞めたが、中田の手下に暴行された。朝子との関係も切ったが、牧野に刺され救急病院に運ばれた。朝子が高見に捨てられた腹いせにかつて高見が仕組んだ罠をばらしたからだ。朝子に牧野を誘惑させ、情事を演出したのは高見だった。かおりは仙台に下り荒んだ生活に身をやつすようになった。だが、病院から脱け出した高見が、再び彼女の前に姿をあらわす。1968年8月お盆映画として公開。1968年8月1日~13日豊橋東映、併映 高倉健他オールスター「侠客列伝」。【サイズ:B2】【年代:1968年】




