説明
ヨルノカヨウシリーズオンナノミチ/脚本:成沢昌成。音楽:津島利章。監督:山口和彦。主題歌:宮史郎とぴんからトリオ「おんなの道」。梅宮辰夫主演の大ヒットした演歌「おんなの道」をテーマにした歌謡ドラマ。ドライなプレイボーイにもて遊ばれ、騙されていると分っていても離れられず一途に思いを寄せる哀れで悲しい女の愛を描く。脚本は「経験」の成澤昌茂、監督は「銀蝶流れ者 牝猫・博奕」の山口和彦、撮影は清水政郎がそれぞれ担当。元レーサーで遊び人の的場健(梅宮辰夫)は表向き妹と称する洋子(中島ゆたか)と同棲中。洋子は単なる金儲けの金ずるにすぎないが、洋子は真剣に健を愛していた。洋子は雨が降る度に赤いパラソルをさして、街頭で女性に近ずき、自分の勤めているスナック“テルミー”に誘っては健に紹介していた。健は、ひっかかったその娘を実母・せのの経営している売春ホテル“夢の部屋”へ売りとばすのだった。下田明代(賀川雪枝)もそのひっかかった一人である。健はクラブで、ぴんからトリオの知人であるマンション経営社長の娘・有田美奈子(渡辺やよい)と知り合う。彼女の財産に目をつけた健は、手八丁口八丁で口説く。ある日“夢の部屋”のマネージャー茂夫は洋子に某会社の専務、河本(須賀不二男)を紹介した。河本は月三十万で世話するというのである。洋子はこの一件を健に相談するが、健の態度は冷たく、逆に河本に金で洋子を譲り渡す。河本の元から逃げ早朝の街を彷徨っていた洋子は、乗ったタクシーの運転手に犯されてしまった。それでもまだ彼女の心は自分を裏切った健を忘れられなかった。ある日、酔った洋子は健の運転する車に乗り込み、「一緒に死んで」とハンドルに武者振りついた。車はコンクリートの壁に激突。運良く無事だった洋子は、重傷の健を三日三晩徹夜で看病した。そんな洋子の献身的な心に、健の気持ちは大きく揺れた。退院した翌日からまた、健と洋子の同棲生活が始まった。そして雨の降る街角に再び赤いパラソルをさした洋子の姿がある。ぴんからトリオの「おんなの道」は1973年400万枚以上の大ヒット、ボーカルの宮史郎は2012年に69歳で没。「おんなの道」大ヒットの後、並木ひろしが脱退して「ぴんから兄弟」として「女のねがい」170万枚、「女のゆめ」80万枚と大ヒットを連作、1983年からソロ活動して晩年まで歌い続ける。この映画もヒット曲あやかり作品。1973年4月14日~27日豊橋東映、併映「網走番外地 北海篇・望郷篇」大会リバイバル。【サイズ:B2ポスター】【年代:1973年】




