こぶしの花の咲くころ

中原ひとみ/紙京子、三宅邦子、木村俊恵、田中敬子、桑野みゆき、宮口精二、浦部粂子、飯田蝶子、富田浩太郎、加藤嘉、北原隆

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説明

コブシノハナノサクコロ/原作:畔柳二美 脚本:金子精吾・家城巳代治 音楽:大木正夫 監督:家城巳代治  中原ひとみ主演。何ものにも臆せず、けなげに生きる少女を主人公にした畔柳二美の原作を映画化。山の発電所の社宅に住む俊子(中原ひとみ)の許へ、高校卒業の彼女が就職依頼した町の知人原田さんから返事。就職先は町の美容院。正直に自分の足で歩くように、との父母の言葉に送られ、俊子はこぶしの花の咲き乱れる故郷を出発。原田さんの息子で大学生の章一は、駅へ迎えに出かけたがすれ違ってしまう。俊子は経営者のマダム(三宅邦子)が一人で切り廻すマイデア美容院に住込む。元床屋のマスターは、今では写真館をやっているがマダムに全然頭が上らない。俊子達の美容部には主任北山を始めマダム気に入りの川田、映画スターを夢みる吉岡、それに青木、島、佐野、田中達に女中のよねちゃん。階下の理髪部には主任庄司の他、常さん、柏木、菅野、見習の坂本など。始めての定休日、取引先大沢商会から新型ドライヤーが入荷。以前恋仲だったが親の反対で別の女と一緒になった大沢が機械を持って来たのに、川田は立ちすくむ。義憤を感じた俊子は章一に話すが、彼は青春の純粋さを説く。そんな章一に俊子は仄かな愛情を感じ出す。デパートに押され、美容院の経営はおもわしくない。俊子の発案で皆は街へサービス週間のビラ配り。ストライキ中のバスガールに会い、励まし合って別れる。過労でよねちゃんが倒れ、俊子は彼女を郷里へ帰すよう計らう。給料日にも半月分しか渡せぬとマダムの言葉。女の子達は不満の末、ストライキを始めるが北山や庄司に言い負され、翌朝には俊子、吉岡、坂本の三人。困って相談に行った章一も「僕の家の紹介で入った君が……」と意外に冷たい。俊子は「うそつき!」と叫び、帰ってしまう。留守中、店にはよね子死亡の悲報。坂本も悲憤のあまり、汽車へとび込み大怪我をする。皆はマダムを責めるが、俊子は怒ったように「誰のせいでもない、みんな生活が苦しいからだ」と言う。店は元通りになり坂本も回復、マスターも再び床屋に復帰した。俊子は故郷の両親へ“つまずいても、ころんでも、正直に自分の足で歩くつもりです”と、改めて決意を書き送る。105分 1956年11月1日~13日豊橋松竹、併映「壁あつき部屋」11月8日~13日「ここは静かなり」。【サイズ:A2】【年代:1956年】