皇帝のいない八月

渡瀬恒彦/吉永小百合、山本圭、三国連太郎、丹波哲郎、佐分利信、鈴木瑞穂、高橋悦史、森田健作、中島ゆたか、岡田嘉子、山崎努、岡田英次、渥美清、滝沢修、松本克平、浜田寅彦、太地喜和子、小沢栄太郎、永島敏行、神山繁、三上真一郎、神田隆、永井智雄、渥美国泰、橋本功、大滝秀治

説明

コウテイノイナイハチガツ/原作:小林久三。脚本:山本薩夫・山田信夫・渋谷正行。音楽:佐藤勝。監督:山本薩夫。社会派山本薩夫監督が描く架空戦記としての自衛隊クーデターを描くサスペンスで、鹿児島から東京へ向かうブルートレイン「さくら号」がもうひとつの主役。理想と信念に突き進む自衛官藤崎(渡瀬恒彦)、生きて欲しいと願う妻(吉永小百合)をよそに、 目的達成のため命を投げ打つ。 狂気に満ちた隊員に対峙する政治家も又、狂気に満ちていく。陸上自衛隊警務部長の江見(三国連太郎)は、真野陸将(鈴木瑞穂)の乗用車の天井からクーデターの暗号計画書“皇帝のいない八月”を発見、全てのプランを把握。佐林首相(滝沢修)は各方面部隊に鎮圧作戦を命令し、クーデター部隊に先制攻撃を加えた。同日午後九時五十分、「さくら号」では一斎蜂起の失敗を無線で確認した藤崎が「さくら号」制圧作戦に切替えた。各車輛にM爆弾を仕掛け、無線で「大畑を出せ!」と政府に迫る藤崎。黒幕大畑(佐分利信)の姿は忽然と東京から消えて何者かに毒殺される。この緊急事態に佐林、利倉ら政府首脳、江見ら警務部隊、国鉄関係者はどう対処して行くか、乗客三百六十人を乗せたブルートレインは走る爆弾と化して一路東京へ闇の中を突っ走り自衛隊特殊部隊との対決が迫るサスペンスの140分。さくら号乗客に渥美清、岡田嘉子、泉じゅんなど。東映の「新幹線大爆破」と同様に国鉄から協力を得られずに松竹撮影所に寝台車2両と食堂車をセットで製作して撮影、クーデターに敗れ鎮圧軍に撃たれながら爆破する場面は御殿場撮影とパンフレットに記載。1978年9月23日豊橋松竹。【サイズ:B2】【年代:1978年】