現代やくざ 人斬り与太

菅原 文太/安藤昇、待田京介、渚あゆみ、地井武男、小池朝雄、内田朝雄、室田日出男、諸角啓二郎、八名信夫、小林稔侍、藤山浩二、三谷昇、小林稔侍

説明

ゲンダイヤクザ ヒトキリヨタ/脚本:石松愛弘・深作欣二。音楽:津島利章。監督:深作欣二。藤純子が引退して任侠映画が急降下する中で「仁義なき戦い」の前哨戦みたいな作品でバイオレンス性の高いヤクザ映画。昭和20年8月15日に生まれた主人公愚連隊の菅原文太が仲間と共に不良グループを組織して敵対するヤクザ組織に挑む。因縁ある渚まゆみと結びついて、小池朝雄と仲閒になる。その様子は全く暴力的で気に入らない奴は突っかかり、女は暴行するだけで正に傍若無人。安藤昇・室田日出男・八名信夫の組に世話になるが結局組織から疎んじられて仲閒を殺されてラストは組織に追いつめられて渚まゆみ共々蜂の巣にされて自爆。チンピラや娼婦にも五分以上の魂があることを見せつけるアンチ「任侠」を描くのは深作欣二監督。安藤昇が正に適役で文太のキャラクターを決定づける作品となる。1972年5月6日〜16日豊橋東映、併映「ポルノギャンブル喜劇大穴・中穴・へその穴」【サイズ:B2】【年代:1972】