浅野ゆう子/松方弘樹、朝丘雪路、蟹江敬三、加藤治子、一色紗英、神山繁、石立鉄男、黒木瞳、川島なお美、船越栄一郎

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説明

クラ/原作:宮尾登美子 脚本:高田宏治 音楽:さだまさし、服部隆之 監督:降籏康男 主題歌:さだまさし  撮影:森田富士郎  日本映画100年記念映画。東映と松方弘樹の松プロ製作。新潟の蔵元を舞台に、数奇な運命に翻弄されながらもたくましく生きるヒロインの姿を描く文芸大作。作品・出演者・スタッフとも数多くの賞に輝いた。大正八年、蔵元である田乃内家に女の子が生まれ、烈と名付けられた。出産で体調を崩した母に代わり、烈は母の妹である佐穂(浅野ゆう子)に育てられる。しかし烈は病気のため視力を失ってしまう。自らも病に倒れた父の意造(松方弘樹)は蔵元を手放そうとするが、烈は自分が蔵元を継ぐと告げる。酒蔵は女人禁制とされた時代、意造は烈の障害はともかく、いくら賢い娘でも蔵元を継がせる事など考えられなかったが、ついには烈の熱意に押し切られ酒造りを再開する。蔵を受け継ぎ守り抜くことが自分の生き方だと信じる烈。意造は娘を将来の蔵元にふさわしく教育することに生き甲斐を見出す。成長した烈は、若い蔵人・涼太に許されぬ恋心を募らせていく。田乃内家の生活に馴染めずこの家を出て自分らしく生きたいと望むせき(夏川結衣)。意造への想いを押し殺し生娘のまま事実上田乃内家の女主人となっても、自分は意造の妻ではなく烈の本当の母でもないと苦しむ佐穂。家父長制的価値観に縛られ、せきと仮面夫婦を演じ続け、本当に大切な女性である佐穂に何も出来ず、烈の恋を許す事も出来ない意造。それぞれの想いが交錯する中、烈は涼太に想いを伝えるべく家を抜け出す。宮尾原作の映画化は1982年「鬼龍院花子の生涯」1983年「陽暉楼」「序の舞」「櫂」とヒットが続き「夜汽車」「寒椿」と興行が落ちていく。「蔵」はある意味東映にとっても掛けだったが前売り券をしっかり販売して10億円のヒットとなる。元々宮沢りえ出演の予定だったが、浅野ゆう子とタイトル序列の問題もあり宮沢りえが降板した経緯。1995年は地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災などで映画界も大きく影響する環境の中でのヒットだった。松方弘樹も円熟した演技でイメージ変化。第19回日本アカデミー賞主演女優賞受賞。1995年10月10日公開、豊橋東映。【サイズ:B2ポスター】【年代:1995年】