説明
ジョチュウッコ/原作:由起しげ子 脚本:田坂具隆、須崎勝弥 音楽:伊福部昭 監督:田坂具隆 左幸子主演の日活映画。東北の寒村から上京しお手伝いさんとなった少女が、一生懸命に働く中で家庭の空気を変え、問題児の息子と心を通わせていくホームドラマ。雪深い東北の文化や風土が丁寧に描かれる。溌剌とした演技を見せた左幸子の出世作。142分。1976年には森昌子主演「どんぐりっ子」としてリメイクされた。織本初は秋田県の寒村から上京し、世田谷区の住宅地で住み込み女中として働いていた。勤め先である加治木家の家族の中でも、次男の勝美は初のことが大好きだった。勝美はひねくれ者で、家族から嫌われていたのだ。勝美が母親に内緒で子犬を拾ったのも、初の手助けがあったからこそ。また勝美が学校でトラブルに遭うと、初が学校まで出向いて解決してくれた。そのため勝美は「女中ッ子」と冷やかされるようになった。休暇で初が帰郷したとき、勝美はあまりの寂しさに一人で初を追いかけて行ってしまう。笑いと涙で重厚なホームドラマを描いた香り高き文芸大作。昭和30年ごろの東京風景や東北秋田の風景が貴重な映像、主演の左幸子は「飢餓海峡」でも東北女性を演じて流石の上手さが光る。戦後日活は1954年に製作再開したがまだ興行チェーンが発展途上時期で、日活作品は豊橋では新東宝系作品を上映している指笠町の豊橋国際劇場で上映していた、豊橋での日活作品の封切り劇場は1955年年末に駅前大通に開館した豊橋駅前日活が1964年まで続く。1955年7月6日~12日豊橋国際劇場、併映「しいのみ学園」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1955年】




