説明
クガツノジョウダンクラブバンド/脚本:長崎俊一、江浜寛 音楽:宇崎竜堂 監督:長崎俊一 内藤剛志主演。ATG創立20周年記念作品。走ることを止めた元暴走族のリーダーと、彼をとりまく昔の仲間たちの青春群像を描くアクション。脚本は江浜寛と、8ミリ出身で劇場用映画の監督としてデビューする長崎俊一の共同執筆。撮影は手塚義治がそれぞれ担当。“ハマのリョウ”と呼ばれ、暴走族仲間に伝説的に語られるリョウ(内藤剛志)は、バイクを捨て、「冗談クラブ」というスナックの雇われマスター。リョウが走るのを止めたのは、仲間徹司の事故死、それから一年が過ぎようとしている。徹司の女だったレイ子も就職して普通の娘になろうとしている。残った仲間、夕陽、ザジ、ネムはバイクをチューンし、徹司の一周忌にブッ飛ばそうと準備をしていた。連中は、その日にリョウの伝説は甦り、疾走してケリをつけたいと思う。本牧の暴走族、ルパンのリーダー、モロも「冗談クラブ」にやってきてリョウを牽制。リョウには走る気もなく、仲間や敵にも取り合おうとしない。羽根武(室田日出男)は、夏雄、シドという若者を連れ、夜毎、暴走族狩りに異常な執念を燃やし、モロたちも深い傷を負う。OLになったレイ子は仕事一途の職場の上司に心惹かれるが、実はその男が羽根の昼の顔であった。レイ子は一周忌を前に、羽根と結婚することによって、徹司への思い出、リョウへの愛をふっ切ろうとしていた。誰もがギラギラしながら一周忌の九月を迎えようとしていた。暴走族狩りに出る夏雄、シド、羽根。彼らを迎えるモロとルパンの一党の間で、激しい争いが始まる。店では夕陽とザジが「本当に走らないのか、それでいいのかよ」とリョウに詰め寄っていた。リョウがダメになったのはあいつのせいだと、ネムはレイ子の胸にナイフを突き刺した。明け方の路上では燃え尽きたトラックやバイクの残骸が散らばり、血だらけの羽根は部屋に戻るとレイ子の傍に倒れる。撮影中のオートバイ事故もあって製作予算1千万円を大幅に超えて公開された。1982年6月5日公開、豊橋での公開実績は不明。【サイズ:B2ポスター】【年代:1982年】




