説明
ネムキョウシロウ ヒトハダグモ/脚本:星川清司。音楽:渡辺宙明。監督:安田公義。市川雷蔵「眠狂四郎」シリーズ第十一作。母の墓参りで訪れた狂四郎は将軍家斉の妾腹の子土門家武(川津祐介)・紫(緑魔子)の兄妹が権力を楯にした悪逆の限りを尽くしていた事を知る。墓守の子薬師寺兵吾(寺田農)が黒ミサの子と知るが土門に召し出される事を聞き身代わりになるが兵吾が捕らわれる。幕府目付都田一閑(渡辺文雄)は狂四郎に兄妹を殺させて手柄を自分にしようと謀るが、、、。猟奇的な要素が強い演出は安田公義監督。今回は異常集団に対して狂四郎が獅子奮迅の活躍をみせる大チャンバラでこの作品完成後に雷蔵は入院、本調子での狂四郎殺陣はこれが最後だった。異常な兄妹を演じた川津祐介と緑魔子が好演。1968年4月28日〜5月17日豊橋大映、併映「女賭博師乗鉄火場破り」。1968年7月31日〜8月6日松竹シネマ、併映「男の掟」。1968年11月7日〜11日豊橋大映、併映「あるセックスドクターの記録」【サイズ:B2】【年代:1968】