国定忠治

片岡千恵蔵/里見浩太郎、進藤英太郎、薄田研二、長谷川裕見子、桜町弘子、浪花千栄子、加賀邦男、原健策、尾上鯉之助、柳永二郎、清川荘司、片岡栄二郎、杉村春子、堺駿二、阿部九州男、青柳竜太郎、星十郎、瀬川路三郎、加藤浩、有馬宏治、加藤浩、汐路章

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説明

クニサダチュウジ/原作:行友李風。脚本:高岩肇・結束信二。音楽:山田栄一。助監督:工藤栄一。監督小沢茂弘。上州の長年の凶作で百姓衆は困窮して年貢の取り立てにも対応出来ずに夜逃げ・自殺・身売りなどで苦しんでいた。窮状を憂い忠治は代官(阿部九州男)へ懇願するが冷たくされる。どうしても聞かない私利私欲の岩鼻代官所での悪代官斬りから赤城山に一家で立てこもる。関東取締り出役の取締りが厳しくなって勘助に手引きしたと誤解された板割の浅太郎(里見浩太郎)が叔父貴である目明し勘助(月形龍之介)を殺して忠治に忠義を尽くす、勘太郎の子守、捕り方との攻防で浅太郎の死亡、信州で長谷川裕見子に勘太郎を預けて赤城山から山形屋乗り込みで薄田研二と桜町弘子親子を助ける、二足の草鞋を履く山形屋一家に待ち伏せされてラストの山形屋三十人斬りまで国定忠治名場面の総集編的な作品で、天下一品千恵蔵の当たり役「俺には生涯てめえという強い味方があったのだ」の台詞。岩鼻悪代官が阿部九州男で配下に青柳竜太郎、結託商人に瀬川路三郎。関東取締出役に原健策。国定一家に日光の円蔵:柳永二郎、清水の巌鉄:加賀邦男、三ツ木の文蔵:清川荘司の他尾上鯉之助、片岡栄二郎、加藤浩。御室の勘助:月形龍之介が流石に上手い演技で画面を締める。山形屋藤蔵:進藤英太郎で女房に杉村春子、身内に富田仲次郎、星十郎、汐路章、身内でも忠治に味方の堺駿二。片岡千恵蔵は忠治を東映で6回演じている程の当たり役。次いで近衛十四郎の4回。95分。1958年8月27日~9月2日第一東映、併映「満月かぐら太鼓」。1959年1月22日~27日銀座東映、併映「小天狗霧太郎」大会。1960年10日~13日南東映、併映「ふり袖太鼓」【サイズ:B2】【年代:1958】