説明
フウセツコウドウカン/原作:富田常雄「明治の風雪」。脚本:八住利雄。音楽:西悟郎。監督:森一生。主題歌:テイチクレコード白根一男「風雪講道館」。富田常雄原作の映画化で講道館黎明期を描く柔道映画。主演に山本富士子・菅原謙二・鶴田浩二が並ぶ柔道映画は戦後の一ジャンルとなって大映が有段者である菅原謙二を主演に連作して大映柔道映画の伝統を築く、後年大映末期まで60年代の本郷功次郎や峰岸徹などが主演した。その他「姿三四郎」をモデルにした映画は東映・松竹・東宝など1970年代まで各社で製作されていた。嘉納治五郎イメージの矢野正五郎に菅原謙二、唯一の弟子である戸田雄次郎に鶴田浩で姿三四郎。山本は矢野に恋する柔術家の娘。ポスターキャッチ「龍虎相撃つ中に薔薇一輪、山本の灼熱の恋が燃えさかる!」。1955年4月13日~19日丸物会館、併映「銭形平次捕物控 幽霊大名」。1956年4月25日~5月1日千歳劇場、併映「亡命記」。【サイズ:B2】【年代:1955年】