風立ちぬ

山口百恵・三浦友和/河津清三郎、芦田伸介、宇野重吉、小夜福子、夏友介、松平健、森次晃嗣、

説明

カゼタチヌ/原作:堀辰雄 脚本:小野崎孝輔 脚本:宮内婦貴子 監督:若杉光夫  人気歌手山口百恵主演で8本目の映画。主演文芸シリーズ第5作目で三浦友和とのコンビも4本目。若くして死んだ薄幸の少女と彼女を最後まで見守る青年との愛を描いた堀辰雄の同名小説の1954年久我美子・石浜朗主演作品以来の2回目の映画化。昭和17年、初夏軽井沢が舞台。水沢欣吾(芦田伸介)の別荘には、療養中の一人娘・節子(山口百恵)の友人たちが集まった。結城達郎(三浦友和)も友人の一人で節子に好意を寄せているのだが、その日、節子のお見合いの話が話題となり、達郎の心は重かった。気乗りのしない節子の様子を見た達郎は、ますます節子に惹かれる。その夏の終り、節子の見合いは友人たちの計略で見事に破談。秋も深まった頃、達郎の友人・大浦が外地に向うことを達郎に告げた。戦局は悪化していく一方。節子に再び縁談。達郎は決心し、節子と会って結婚を誓う。達郎は兄・真次郎(森次晃嗣)に結婚のことを打ち明けたが、兄は今の情勢を説き、達郎の友人・大浦(松平健)の戦死を告げた。達郎は動揺し、節子との結婚を諦める。再び新緑の季節が来た。節子は結核で犯された体を軽井沢で一人寂しく療養。上野で達郎は欣吾と会って初めて、節子の病気が重い事を知った。その足で軽井沢に向った達郎だが、病気が感染するのを恐れる節子は会おうとしなかった。実家に戻った達郎は、節子との結婚の話をするが、病弱の娘とは絶対に駄目だ、と一喝され、家を飛び出す。強引に節子に面会した達郎は、節子を説き伏せて、二人で富士見の療養所へ向かう。そして、二人は単調な時間の流れに本当の幸せをつかんだように思える毎日をすごした。やがて、達郎の徴兵猶予が取り消され、二人の別れが迫って来た。少しずつ快方に向かっていた節子の容態も再び悪化。達郎の兄・真次郎が戦地に向かうことになり、父に達郎と節子の結婚を哀願する。達郎と節子は、残された短い時間の中で二人の愛の証しを確かめあうが、高原に雪が降りだしたころ、節子は喀血をくり返し、息を引き取る。1976年7月31日~8月27日豊橋東宝、併映「どんぐりッ子」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1976年】