説明
テッポウイヌ/脚本:藤本義一。音楽:菊池俊輔。監督:村野鐵太郎。田宮二郎主演ガンアクション「犬」シリーズ第5作は1966年正月映画。塚本商工と名乗り都会の悪を牛耳る新星会のボス塚本(安部徹)は、グレていた小玉(山下洵一郎)に近づき、関西競輪界の名選手早川正(小沢昭一)を陥し入れ、発覚を恐れて小玉を九州に飛ばした。以来小玉は新星会に、早川は小玉に復讐の心を燃やしていた。ある日、ウェイトレスをする照子(姿美千子)に会った鴨井大介(田宮二郎)は、九州に居た頃の女つる子(坂本スミ子)に会い、小玉が大阪に来ていることを聞いた。新星会は大介を殺し屋魚方(守田学)を使い軟禁。その頃大介から小六、松登の持つ拳銃の出所を知らされた塚本は、殺し屋魚方の手で射殺された小玉、傷を負った早川の傷口から出て来た弾は、大介のものとみなされ、木村刑事(天知茂)は大介を追う。照子は、兄を殺したのが大介だと聞き憎悪したが大介にはアリバイがある。それはつる子だけが知っていた。だがつる子も塚本の手で消される。逃げた大介は偶然早川に会い、新星会のチンピラがバッグを持ち逃げしたことを知り、拳銃を手に塚本組にかけこみ銃撃戦。塚本を倒した大介は照子をふりきり、また旅へ出て続編「続鉄砲犬」が製作されることに。1965年12月24日~1966年1月2日広小路豊橋大映、併映「座頭市地獄旅」。1966年1月25日~28日銀座東映、併映「女番外地 鎖の牝犬」。【サイズ:B2&公開時豊橋大映外観写真】【年代:1965年】