説明
ヤセイノショウメイ/原作:森村誠一 脚本:高田宏治 音楽:大野雄二 監督:佐藤純弥 主題歌:町田義人「戦士の休息」 高倉健主演の角川作品。国家権力によって比類ない殺人技術を叩きこまれた自衛隊特殊部隊の男が、一人の少女のなかに、自らの人間性の回復を託そうとする男の姿を描く森村誠一原作の映画化。角川映画第三弾。脚本は「日本の首領 完結篇」の高田宏治、監督は「人間の証明 Proof of the Man」の佐藤純彌。物語は、東北の山中で奇病におかされた男が大量殺人事件を引き起こす。偶然、付近で特殊訓練をしていた自衛隊員味沢(高倉健)が遭遇し、男を殺害。事が公になることを恐れた政府は、生き残った少女・薬師丸ひろ子を引き取って逃亡生活を送っている自衛官の暗殺を計画。自衛隊をやめて隠遁生活を送っていた高倉健と薬師丸ひろ子は政界の黒幕三国連太郎が関与している砂利採取場をめぐる汚職事件に巻き込まれてしまう。平和な日々は破壊され、警察と自衛隊に追い詰められた高倉健。娘の薬師丸ひろ子を殺されて遂に彼の抑えていた「野性」が爆発し迫り来る戦車隊に向かって一人立ち向かっていく。ラスト近く、演習場から逃げきれないと判断した健さんは、自分たちを殺すために味方であるはずの自衛隊員まで殺すことを訝しく思う夏八木勲刑事に、特殊部隊が反政府分子を暗殺するための部隊であること、その存在が世間に出ることを恐れる自衛隊特殊部隊が自分たちを抹殺しようとしていることを刑事に教え、特殊部隊員との戦闘を決意。夏八木刑事は、味沢親子を逃がすために「死ぬなよ」と言って輸送トラックに乗り、特殊部隊員が操る戦車に激突死亡。味沢は松方弘樹特殊部隊隊長が機銃を撃つ戦闘ヘリから逃げながら頼子を逃がそうとしますが、頼子は隊長に撃たれて絶命、味沢は戦闘ヘリを撃墜。味沢に感謝の言葉を残して亡くなった頼子を味沢は背中に背負い、自衛隊演習の中へ拳銃を放ちながら突っ込んで主題歌が流れる。全体的に殺し方が派手な大味な作品だが、キャストの豪華さと戦闘場面のスケールなど日本映画にない魅力で映画も主題歌も大ヒット。配収21.8億円で薬師丸ひろ子がデビューを飾る。1878年10月7日公開 広小路スカラ座。【B2ポスター2種類】【年代:1978年】





