迷走地図

勝新太郎/岩下志麻、渡瀬恒彦、松坂慶子、いしだあゆみ、津川雅彦、平田満、中島ゆたか、朝丘雪路、早乙女愛、加藤武、内田朝雄、伊丹十三、寺尾聡、大滝秀治、芦田伸介、宇野重吉

説明

メイソウチズ/原作:松本清張。脚本:野村芳太郎、古田求。音楽:甲斐正人。監督:野村芳太郎。勝新太郎主演の政治サスペンス。松本清張の同名小説を野村芳太郎が製作・脚色(古田求と共同)・監督。 次期政権を狙う首相候補(勝新太郎)のもくろみが、夫人(岩下志麻)から秘書(渡瀬恒彦)に宛てたラブレターによって崩れていくさまを、謎の死をからませ権力に群がる人間たちを介在させて描く群像劇。政権を担う改憲党内で第二派閥の領袖を務める寺西正毅は、次期総理の座に就くであろうことが確実視されていた。妻の文子と秘書の外浦卓郎に支えられ、寺西は他派閥の切り崩しや協力獲得に奔走する。前首相の入江宏文が急死、現首相の桂重信が続投の意志を見せたことから、外浦は関西の実力者から二十億円の融資を受けることに成功し、第三派閥の板倉派の懐柔工作の資金を得た。だが外浦は突然辞意を表明、政治家の代筆業を営む土井伸行を訪ね、貸金庫の管理を頼み東南アジアへ旅立って行った。だがその直後、外浦が自動車事故で死亡。土井が貸金庫を開けると、中には外浦と文子の二年間に及ぶ愛の記録であるラブレターが収められていた。川村正明率いる「革新クラブ」に照準を合わせ、かねてから川村が熱を上げていた里子を使って川村を自派の傘下におさめた。土井が自宅で惨殺死体として発見された。新聞に過激派の犯行声明が載り、警察は内ゲバ殺人としてこの事件を処理するが、裏で板倉派が動いていた。桂派に寝返った板倉から「あと一期待たないか」ともちかけられた寺西が見せられたのは例のラブレターだった。帰宅した寺西は文子を責めるが、後日、桂を支持することを発表。そして、第二次桂内閣誕生。寺西邸では、少数の記者を相手に怪気炎を上げている寺西の姿があった。136分。1983年10月22日公開、豊橋松竹。【サイズ;B2ポスター&四つ切スピード】【年代:1983年】