脅迫おどし

三国連太郎/西村晃、三津田健、春川ますみ、中原早苗、内田良平、室田日出男、小沢昭一、片山滉、河合紘司、穂積ペペ

説明

オドシ/脚本:深作欣二、宮川一郎。音楽:富田勲。監督:深作欣二。三国連太郎主演。兇悪犯に脅迫されながら、誘拐事件の片棒をかつがされた或る市井人を中心に展開するスリルとサスペンスの犯罪ドラマ。恐怖と戦いながら凶悪犯の手先にならざるを得なくなった男の四十八時間をドキュメンタリータッチで描く。主人公に三国連太郎、妻に春川ますみ、子供に穂積ペペ。凶悪犯の2人組に西村晃と室田日出男。広告代理店「共報堂」の営業部長三沢の家に、ある日癌の権威者坂田博士(三津田健)の孫を誘拐した兇悪脱獄囚川西とサブが逃げこんできた。彼らは三沢を利用して身代金一千万円を要求。思慮深い年配の川西(西村晃)は、新潟にいる仲間と連絡をとり、船で逃げのびる計画をたて、翌日坂田博士に指定してあるデパートで身代金を受取るよう三沢に命じた。家に妻の弘子や息子正夫を残してきた三沢は逃げだすわけにもいかず、指定されたデパートに。そこには私服警官が張りこんでいて、三沢は金をおいて、命からがらデパートから逃げだしてきた。恐怖心のトリコになり街をさまよう三沢には、最早家族のことより、自分の命と地位の方が大事であった。三沢は路傍で強い愛情の絆で結ばれた貧しい親子の姿を見て心を打たれ、自分の貧しい心を恥じた。川西やサブの待ちうける家に帰った三沢は、すでに昨日の小心者の三沢ではなかった。妻や子を守ろうとする使命感が彼に勇気を与えた。翌日川西は再び、坂田博士を呼びだし、場所を地下街プロムナードに移して、三沢に金を取りにいかせた。大金を手にした三沢に、成行きを案じたサブがかけつけてきた。が、サブが一千万円入りの鞄を引ったくろうとした瞬間、三沢は無意識のうちにサブを殴り倒す。三沢は、川西が待つ車の背後に忍びより気ついた弘子の助けで、川西を車から引ずり降した。突然の逆襲に川西はあわてて逃げだしたが多勢の通行人にさえぎられ、逃げ場を失い、線路にとびだし電車にはねられた。孫が無事もどり顔をほころばせる博士の横で、三沢は妻と子をしっかりと抱き締める。1966年2月17日~24日豊橋東映、併映「四畳半物語娼婦しの」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1966年】