赤道を駈ける男

小林旭/若林映子、丹波哲郎、葉山良二、郷鍈治、内田良平、内田朝雄、近藤宏、金子信雄

説明

セキドウヲカケルオトコ/企画:小林旭。脚本:才賀明・斉藤武市。音楽:山本直純。監督:斉藤武市。主題歌:小林旭「赤道を駈ける男」。小林旭100本記念として自身が立ち上げたアロー・エンタープライズプロと日活の製作でブラジルロケのスケール大きなアクション。東宝から若林映子がゲスト。悪ボス岸田(金子信雄)はリオのボス・ペトロと麻薬の取り引きのためブラジルへ来る。岸田を追い宗方刑事(丹波哲郎)もリオに来た。小林旭は自分が足を洗う時、力になってくれた宗方に会ったが、自分は伊吹ではないとつっぱねる。二郎はフェリーボート会社が、ペトロに乗っ取られることを、社長の娘マリーアから聞いてペテロと話をつけるべく事務所を訪ねた二郎は、嘗ての恋人伶子(若林映子)と再開。岸田は二郎の正体を見破り、日本から殺し屋佐伯(郷鍈治)を呼び佐伯と、かつての部下だった殺し屋政(内田良平)に狙われる身に。また伶子は、二郎への想いが断ち切れず、秘かに会った。やがて、リオにカーニバルの日、警察が手薄になるその日を狙い、ペトロと岸田は沖合の船で麻薬の取り引きを行なう。狡猾な佐伯は、岸田を裏切り、麻薬を一人占めにしたのだ。そこへ、伶子からの知らせで二郎が現われた。激しい拳銃戦の中で、岸田が倒れ、佐伯が倒れたが二郎は政とペトロに伶子を人質にされ、危機になるが、宗方とリオ警察の楊刑事に救出され、ギャング団は一網打尽にされる。1968年5月15日~28日千歳日活、併映「大幹部無頼」。【サイズ:B2】【年代:1968年】