世紀の勝敗

宇津井健/沼田曜一、池内淳子、江畑詢子、丹波哲郎、江見歩(俊太郎)、岬洋二

説明

セイキノショウハイ/原作:伍堂徹三。脚本:内田弘三。監督:並木j鏡太郎。宇津井健主演の柔道映画。全日本選手権をめぐり力と恋が綾なす柔道映画。別冊読切傑作集所載の伍堂徹二の原作から「銀蛇の岩屋」の内田弘三が脚本、「疾風!鞍馬天狗」の並木鏡太郎が監督。「女真珠王の復讐」の宇津井健、丹波哲郎、「女大学野球狂時代」の江畑絢子、池内淳子、「大学の剣豪 京洛の暴れん坊」の沼田曜一などが出演。全日本柔道選手権大会の優勝候補である光彦(宇津井健)と健次(沼田曜一)の一戦は光彦が勝つ。光彦が堀河で働いている時健次が近づき、光彦の出したライターを見るといきなり投げ捨てた。筏の上に捨いに駈け降りる光彦を健次は執拗に追う。この乱斗で光彦は仕事を馘。花火の日春子(池内淳子)と健次の両親達は二人を結ばせようと談合。春子は健次に両親達の勝手さをなじり飛出したが喫茶店で語合う光彦と由美子(江畑詢子)の姿を見る。大会の前日、前に春子を襲った不良と健次の共謀により光彦は監禁されたが、試合当日危機を脱し何とか試合に間に合う。光彦も健次も共に勝進み、遂に二人の決戦、光彦は判定で勝つ。その夜の祝賀会に由美子は欠席、帰途光彦の情熱は激しく春子の肩を抱いた。そこには健次と不良達が待ち伏せ。吹きすさぶ烈風の中に秘術を尽して展開される対決。1956年9月12日~15日豊橋国際劇場、併映「関の弥太っぺ」。【サイズ:B2】【年代:1956年】