説明
ワカサマサムライトリモノテチョウ センケツノハレギ/原作:城昌幸「五月雨ごろし」。脚本:村松道平、松平憲昌。音楽:小沢秀夫。監督:小沢茂弘。大川橋藏人気シリーズ「若さま侍捕物帖」第四作。ポスターでは「若さま侍捕物手帖」と表示されているが映画のタイトルクレジットは「若さま侍捕物帖」となっている。粋でいなせで気風が良い若さま侍が、札差越後屋押し込み強盗で斬殺、続く古寺での花嫁の晴れ着を握って心臓を一突きされて阿波屋(徳大寺伸)が殺される連続殺人事件を捜査。やがて強盗団の首領が旗本八代将監(薄田研二)で御家人(山口勇)などを配下に置く集団で、殺された阿波屋は将監の娘(三笠博子)を誘拐して仲間割れから殺された事を突き止めて一味を一網打尽にして首領の八代将監は切腹。手先の遠州屋小吉に星十郎、与力笹島に伊東亮英、船宿喜仙の娘に星美智子、阿部九州男が正義派大目付で善人役。この作品から若さま侍の秘剣一文字崩しが初披露されたが前作までの主題歌は無くなる。モノクロスタンダード60分。1957年3月4日〜10日第一東映、併映「米」。1958年7月20日〜23日銀座東映、併映「地獄岬の復讐」【サイズ:B2】【年代:1957】