花の舞妓はん

橋幸夫/倍賞千恵子、浪花千栄子、水島道太郎、香山美子、高森和子、沢村貞子、世志凡太、北竜二、高野真二

説明

ハナノマイコハン/脚本:池田一朗、桜井善久。音楽:小川寛興。監督:市村泰一。主題歌:橋幸夫「花の舞妓はん」。人気歌手橋幸夫と倍賞千恵子コンビの歌謡ドラマ。置屋“富松”の雪路(倍賞千恵子)は舞扇をとらせれば祇園一といわれるほどの舞妓。おかみの富枝(浪花千栄子)は雪路に“富松”再興の夢を托していたが、その雪路にも旦那がつき“都踊り”が終ってから“おひろめ”をすることになる。雪路は朋輩の郁代(香山美子)や豆奴らとともに、富枝につれられて京染め展示会のショウ出演のため上京する。空港に向う途中、車がエンコしたのをいいことに、雪路は単身ヒッチハイクで東京に向ったが、途中でプレイボーイにつかまりトラックの運転手浩太郎(橋幸夫)に救われた。浩太郎は自分のあやまちで、身体障害者にしてしまった妹美代子のために、ポンコツ屋で働く一方、陸送のアルバイトをしていた。二人は互いに身の上を話すうちに急速に親しくなる。雪路は浩太郎と舞妓としての最後の休日を、東京で過す。雪路は千葉の片田舎に浩太郎の家を訪れ、踊りの好きな美代子のために祇園の舞を披露してやる。浩太郎はそんな心の温い雪路に好意以上のものを感じるようになっていった。浩太郎は雪路に愛を告白。雪路は舞妓である我が身を思って、ただうつむくばかり。雪路は浩太郎に置手紙を残して、だまって京都へ帰った。浩太郎は夢中で後をおうが、しきたりのきびしい祇園では雪路に会うことは出来なかった。悶々の日を送る雪路をみかねた郁代の計らいで二人は円山公園で再会。郁代から祇園に生きる女の宿命を聞かされ雪路の幸せを想う浩太郎は、切々たる慕情をうったえる雪路をふり切って、一人夜桜の散る公園を去って行く物語。しきたり“のために好き合った者たちが互いに会うことも出来ぬ花柳界。華やかさの裏で、夜桜の舞う公園を去って行く橋幸夫のうしろ姿が印象的。1964年4月12日~26日豊橋松竹、併映「ケチまるだし」。1964年8月19日~25日松竹シネマ、併映「潮騒」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1964年】