説明
ハナノフシチョウ/脚本:井上梅次、石森史郎 音楽:大森盛太郎 監督:井上梅次 主題歌:美空ひばり「花の不死鳥」。素人離れした歌声の持ち主であるクラブのママが、作曲家である夫と、これも作曲家である昔の恋人との間で揺れ動く姿をヒット曲を配して描いた美空ひばり主演の王道歌謡ドラマ。過去を隠すため、覆面歌手として懐メロを歌うシーンが圧巻。挿入歌美空ひばり「涙」「人生将棋」「星の流れに」「人生の並木路」「思い出と一人ぼっち」「港が見える丘」「銀座カンカン娘」「大利根月夜」「南の花嫁さん」「裏町人生」、橋幸夫「ゆきずりの恋」、森田健作「花びらの青春」。札幌クラブ“北斗”のマダム下条香は素人ばなれした歌声の持主。北海テレビの山上〈園井啓介)は香を是が非でも歌手にしようと口説いていた。折から歌謡曲の重鎮としてニラミの利く作曲家瀬戸貴一郎(芦田伸介)の来道は、香の歌を世に出す絶好の機会到来と山上はひとりで張切っていたが、香は自分のことより夫の和彦(長谷川哲夫)の新曲を売出すことに懸命だった。周囲が期待した瀬戸と香の出会いは意外にも最悪の状態になった。和彦の曲を瀬戸がケナしたからだ。今売出しの作曲家神卓也(井上孝雄)が“北斗”に現われた。卓也こそ一年前に香との結婚の約束を棄てた男。香は卓也に会い彼の新曲を歌い、心で動揺した。香は夫の和彦の曲を世に出すことを償いに和彦と別れ卓也の許へ戻ろうかと思い迷う。瀬戸貴一郎は実は香の父であり、卓也と和彦は瀬戸の教えを受けた同門の弟子だった。和彦には香の気持が分っていた。和彦の考えはきまった。自分が身を引けば万事うまくいく。泥酔して暴れて和彦は怪我。そのことがかえって香との絆を強く結び直した。半年後、香は和彦と共に上京し歌手になった。ナツメロを唄う覆面歌手として人気が爆発した。瀬戸も覆面歌手が香であることを知ったが、眼を病み、日毎に視力が衰えていた。失明寸前の父の容態を聞いた香は、瀬戸メロデーを歌うことを決意した。香が覆面を脱いだ日。父との劇的な対面が用意されていた。1970年7月1日~17日豊橋松竹、併映「風の慕情」。【サイズ:B2ポスター&立て看板】【年代:1970年】






