説明
ネムキョウシロウ タジョウケン/脚本:星川清司。音楽:伊福部昭。殺陣:宮内昌平。監督:井上昭。市川雷蔵のヒット作「眠狂四郎」シリーズ第7作。第4作「眠狂四郎女妖剣」で登場した将軍の息女菊姫毛利郁子が恥辱を受けて怨みのある狂四郎への復讐の為に様々な刺客を送り込むチャンバラ活劇。冒頭から武州疾風組の襲撃を受ける。狂四郎VS剣客、色香で迫る女などが次々に狂四郎を襲う展開でラストは菊姫と中谷一郎に捕われた人質の娘を救いに狂四郎が斬りまくる。見所は水茶屋に働きに出ていた妻を狂四郎に殺されたと思い込む道場主である赤松勘兵衛五味龍太郎と道場での対決場面と同じく五味との対決で屋敷土塀を背中にストロボ円月殺法を見せる場面。ラスト近くに中谷一郎との対決場面が印象的。目付け役戸田皓久も狂四郎に斬られて菊姫は狂四郎を恨みながら自害して果てる。何しろほとんどの登場人物が悪役でテンポ良い展開で井上昭監督の唯一の狂四郎演出。1966年4月9日〜22日豊橋大映、併映「悪名桜」。1966年6月29日〜7月2日銀座東映、併映「沓掛時次郎 遊侠一匹」。1967年6月3日〜9日豊橋大映、併映「兵隊やくざ大脱走」【サイズ:B2ポスター】【年代:1966年】




