東京オリンピック1964

ナレーション:三国一郎

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説明

トウキョウオリンピック1964/製作総指揮:市川崑。脚本:市川崑・和田夏十・白坂依志夫・谷川俊太郎。音楽:黛敏郎。監督:市川崑。日本の高度経済成長期の1964年10月10日から開催の第18回東京オリンピック公式記録映画。五輪が始まる以前から、市川は、本作の主役は東京という都市であると考え、毎日の打ち合わせが終わるとすぐにカメラマンと外出し、五輪によって激しく変わる東京の街を撮り続けた。これは市川が参考にしたレ二・リーフェン種タール監督「民族の祭典」を別視点で表現するという演出を試みた。また「民族の祭典」では、作品として本番で撮れなかった不足分を補う、後撮りが多く散見することを参考試写で発見し、「作り物」を堂々と見せることも記録映画としての演出と判断し、聖火ランナーの場面などの一部を後撮りで行った。「民族の祭典」を韻文に例えるなら、本作は散文であると考え、単なる記録としてのニュース映画に終わらせず、様々な雑感を撮る映画であることを心がけた。「東京オリンピック」の配収12億円は1972年公開の『ゴッドファーザ―』に抜かれるまで日本記録)。英国アカデミー賞ドキュメンタリー賞を受賞。また映画館の他にも日本各地の学校や公民館で上映会が開かれたことから、その観客動員数は一般観客750万人、学校動員1600万人の合計2350万人で、事実上日本映画史上最多。「芸術」か「記録」かの論争を呼んだ169分の上映時間。キネマ旬報ベストテン第2位・毎日映画コンクール監督特別賞、音楽賞、ベストテン入選・日本映画記者会賞、ベストファイブ第3位・映画の日特別功労賞・NHK映画賞特別賞・カンヌ国際映画祭批評家賞・青少年向最優秀映画賞・モスクワ国際映画祭スポーツ連盟賞。ポスターは当時物4種類にニュース情報の5種類。1965年3月20日~4月17日丸物東宝。1965年5月22日~28日丸物東宝。【サイズ:B2 5種類】【年代:1965年】