説明
ハタモトタイクツオトコ ナゾノダイモンジ/脚本:鈴木兵吾、音楽:万城目正、監督:佐々木康。市川右太衛門お家芸「旗本退屈男」シリーズ第25作は1959年7月新盆映画として公開される。京都所司代山形勲が天皇家と比叡山延暦寺僧兵と島津家を抱き込んで天下転覆を狙う陰謀を斬る早乙女主水之介の活躍をスケール感たっぷりに描く。京都御所・三十三間堂・修学院・大文字山など京都名所が揃って登場する。正義派公家に大河内傳次郎と北大路欣也、島津公に宇佐見淳也、姫に丘さとみ、忠臣の侍が東千代之介で大悪の京都所司代に山形勲、腹臣に阿部九州男の配役。ラストは時期外れの大文字焼きの中で決起した僧兵&京都所司代との大チャンバラで京都御所が効果的な背景となる。1959年6月27日〜7月6日第一東映、併映「伊達騒動風雲六十二万石」。1959年11月25日〜12月1日銀座東映、併映「父と娘」「七色仮面死の追跡」。1960年7月13日〜16日南東映、併映「恐怖の四時間」。【サイズ:東映しおり】【年代:1959】