説明
シンジンギナキタタカイ クミチョウノクビ/脚本:佐治乾・田中陽造・高田宏治。音楽:津島利章。監督:深作欣二。柳の下にドジョウを狙う企画でシリーズ最新作はモデルのないオリジナル実録風娯楽アクションとして製作。キャッチ「組長の首ひとつ、殺るか殺られるか!? 暴力基盤の大変動を賭けた鮮血攻防の行方‥‥ 銃弾か、それとも冷たい刃にするか! 荒涼たる薄暮が迫る殺しの辺境で、男がふと選択に迷うとき、いつか見た組長の首すじの汗がよぎる」。今度の舞台は、広島から北九州へ。覚醒剤密輸の利権を巡って北九州の二大組織、大和田組と共栄会が対立。流れ者・黒田修次(菅原文太)によって共栄会組長を殺害した大和田組は一気に勢力を拡大するが、そんな中、内部抗争が勃発。やがて仮出所した黒田をも巻き込んで、凄惨な組長交代劇が展開。昭和43年から50年までの7年間にわたる、暴力地盤の大変動を賭けた鮮血の攻防戦を軸に、組長の首を殺るか、失敗して殺られるか、やくざ社会のギリギリの闘いを鋭く描く問題作。文太と山崎努の貴重な共演作。1975年11月1日~21日豊橋東映、併映「かまきり夫人」。【サイズ:B2】【年代:1975年】