説明
カイケンシワライノメン/原作:山手樹一郎。脚本:高岩肇、結束信二。音楽:万城目正。監督:佐々木康。市川右太衛門主演の時代劇版快傑ゾロ。幕末動乱に風の如く現れた正義の熱血漢“笑いの面”が、密輸の新式火薬をめぐる勤皇、佐幕、死の商人の三つ巴の乱闘の中に活躍する娯楽時代劇。笑いの面は西郷吉之助(永田靖)に会った時、火薬は勤王側にも幕府側にも渡さないといった。その直後、ガスタイン(岡譲司)は桃蘭(日高澄子)を裏切って火薬を幕府側に売るため、馬車ぐるみ奪って逃走。千丈カ原でそれを奪回した左近と桃蘭は幕兵に囲まれるが、馬車の火薬に点火して敵中に突入させたため、幕兵は敗走し、隼人(加賀邦男)らは左近の剣に斃れた。しかし、敵弾を受け、桃蘭は恋する左近に抱かれながら初めて自分は日本人だと打ち明けて息絶える。自分が銀座東映でリアルタイムで観賞した記憶。1956年3月8日~3月14日豊橋第一東映、併映「警視庁物語 魔の最終列車」。1957年2月19日~25日銀座東映、併映「息子の縁談」。【サイズ:B5】【年代:1956年】