女必殺五段拳

志穂美悦子/渡瀬恒彦、ミッチーラブ、鈴木正文、田中浩、サンダー杉山、川合伸旺、南方英二、福本清三、片桐竜次、岩尾正隆

説明

オンナヒッサツゴダンケン/脚本:鳥居元宏・松本功・志村正浩。監督:小沢茂弘。時代劇やアクション・任侠映画まで東映黄金時代を支えた監督の一人である小沢茂弘の最後の監督作品。当時55才で113本目は人気絶頂の志穂美悦子の空手アクション映画。結婚に興味がない空手の達人の女性が麻薬取締官と共に国際地下組織の陰謀に立ち向かう。東映京都撮影所が制作を担当したことから、東映京都撮影所の撮影の舞台裏もふんだんに織り込んだ作品になっている。表向きは古美術商を装い、極東映画の相談役でもある国際麻薬組織・日本支部代表の貝原喜一郎(汐路章)は、志穂美の友人サリバンは銃弾を浴びて死んだ。友人ミッチーは組織のアジトに乗り込むが逆に捕えられ行方不明に。これまで麻薬捜査官高木(渡瀬恒彦)を頼りにしていた志穂美は以前から目をつけていた極東映画の京都撮影所にエキストラとして侵入、ミッチーは小道具倉庫に捕えられていたが、撮影中の映画に出演の俳優たちが、飛びかかって来た。彼らは全て殺し屋だったのだ。様々な衣装の殺し屋たちと時代劇と現代劇をミックスしたような血闘が展開された。だが渡瀬が駈けつけ、麻薬を運びだそうとする車を阻止し、貝原を空手で倒す。1976年5月29日~6月11日豊橋東映、併映 松方弘樹「お祭り野郎 魚河岸の兄弟分」。【サイズ:B2】【年代:1976年】