説明
ジゴクノオオカミ/脚本:フレデリック・ハスリット・ブレナン。音楽:ダニエル・アンフィシアトロワ。監督:アルフレッド・ワ―ロ―。ヴァ―ジニア・メイヨとデール・ロバートソン共演の西部劇。1891年アリゾナ、元保安官のデールが復讐にきた無法者を返り討ちにする場面から始まる。決闘禁止令の町だった事でアリゾナ監獄へ入れられる。こうして物語は監獄暴動ドラマに発展して、ここには弟の復讐を狙うジェシーが入獄中。この牢獄に駅馬車襲撃をして捕えられたアビー(ヴァージニア・メイヨ)が入ってきたが、たった1人の女囚なので、処置に窮した主任モーガンは、彼女を獄内病院の看護婦にした。彼女の嘘で、ビリーは厳罰をうけて独房に。モーガンは、ほかにも脱獄計画者がいるのではないかと疑って全囚人を房内に閉じこめ、水も食事も与えなかったため、囚人たちは大いに怒り、獄内は緊迫した。銃器が到着し、夜を期して彼女の手引で雑房を出たジェシーらは監守たちをつぎつぎに襲って牢獄を制圧。ジェシーは手のつけられぬほど狂暴化し、それを見たアビーは愛想をつかして独房のビリーを助け、2人で囚人たちを抑え、暴動未遂に終わらせて2人は恩赦で自由の身となりエンド。あまり盛り上がらない西部劇。1954年7月14日~20日豊橋大劇、併映「ネヴァダ男」。【サイズ:B5雑誌広告】【年代:1954年】