説明
ジュウダイケイコノバアイ/脚本・監督:内藤誠。非行少女の転落の実態をドキュメンタリータッチで描いた問題作。大学入試を目前に控えた女子高生・恵子(森下愛子)は、家庭内の不和や学校の成績至上主義の圧迫感から不良グループの誘いに乗って、スナックやデイスコで遊び始める。やがて、家出して飲酒・麻薬に手を出し、暴力団員と交際しレイプされ初体験。妊娠・中絶を経て売春行為そしてソープで働かされるようになった恵子は麻薬に溺れ、禁断症状に苦しむ薬物依存症に陥って転落の人生を歩む展開が描かれる。予算が厳しくオールロケで撮影、内藤監督も東映専属最後の作品。1979年2月24日~3月16日豊橋東映、併映「喧嘩道」「暴力教室」。【サイズ:B2】【年代:1979年】