伊豆の踊子

山口百恵・三浦友和/佐藤友美、石川さゆり、一の宮あつ子、中山仁、浦辺粂子、三遊亭小園遊、江戸家猫八、鈴木ヒロミツ

説明

イズノオドリコ/原作:川端康成 脚本:若杉和夫 音楽:高田弘 監督:西河克己 主題歌:CBSソニー山口百恵「伊豆の踊子」 山口百恵第1回主演作品。川端康成原作『伊豆の踊子』の六度目の映画化で一高生と旅芸人の踊子との心のふれあいを描いた青春映画 。過去 田中絹代・美空ひばり・鰐淵晴子・吉永小百合・内藤洋子が演じており山口百恵版が目下最後の映画化。のちに結婚する三浦友和との共演が始まる。大正の末、天城に向かう山道を行く一高生・川島は、旅芸人の一行に出会う。一行は栄吉とその妻・千代子、千代子の母親ののぶ、雇い娘の百合子、太鼓を背負った古風な髪型のよく似合う美しい少女の五人で、彼らは三味線や太鼓、そして唄や踊りで温泉場の料理屋や旅館の客を相手につつましい生計をたてていた。かおるという名のその踊子は、下田まで川島と一緒に旅ができると知って喜んだ。ある日、踊子は山蔭の古小屋で、粗末な夜具にくるまって寝ている幼馴じみのおきみと再会。酌婦をしていたおきみは客を取らされ、病気になった今は、厄病神あつかいされて古小屋に追い払われていた。浮世の汚れを知らぬ踊子には余りにも衝撃的な光景。おきみの死を知ることなく湯ケ野を離れた踊子一行は、川島と共に下田へ向かった。踊子は、道中ずっと生まれ故郷の甲府のことや、今住んでいる大島のことを川島に話して聞かせた。踊子のはずむような声が川島の胸に心地よく響いた。下田に着いて、明日は川島が東京へ帰るという日、川島との活動見物を楽しみにしていた踊子は、二人の仲を案じたのぶに止められて涙を呑んだ。翌朝、川島が栄吉に送られて乗船場に近づくと、海辺に踊子の姿があった。つかの間の別れを告げ、川島の乗ったはしけが遠ざかり、大きく曲って岬のかげに隠れた。踊子は栄吉が止めるのも聞かずに走った。岬の突端へ出ると、巡航船に乗り移ろうとする川島の姿が見えた。思いきり手を振る踊子。彼女に気づいた川島も、甲板の上から狂ったように手を振る。ヒットして3か月後の1975年GW作品として「潮騒」が公開され、山口百恵・三浦友和コンビ作品は多くの人気歌手を映画出演させる起爆剤にもなる。女優山口百恵が誕生した記念作品。1974年12月28日~1975年2月14日豊橋西武東宝、併映「エスパイ」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1974年】