説明
サンキョウダイノケットウ/脚本:須崎勝弥・鈴村耕。監督:田中重雄。一代の二枚目スター長谷川一夫も興行力が下降して新機軸で珍しい現代劇アクションを目指した1961年の正月映画第3弾。やくざ、新聞記者、学生ボクサーと異なる世界に生きる三兄弟が一事件を契機に兄弟愛に目醒め、ほとばしる激情を画面一杯に叩きつける活劇巨篇。突発的に長谷川一夫が現代劇に出演しても甘いマスクが災いしていてアクションには不向きで、やはり時代劇の役者という印象。1961年1月14日~20日丸物会館、併映市川雷蔵「大菩薩峠竜神の巻」。1961年6月16日~20日千歳劇場、併映「大阪城物語」。【サイズ:B2】【年代:1961年】