一心太助 男の中の男一匹

中村錦之助/月形龍之介、大河内傳次郎、山形勲、進藤英太郎、中原ひとみ、丘さとみ、三島雅夫、阿部九州男、堺駿二、星十郎、加賀邦男、原健策、夢路いとし、喜味こいし、徳大寺伸、沢村宗之助、国一太郎、波多野博、尾形伸之介、高松錦之助

説明

イッシンタスケ オトコノナカノオトコイッピキ/脚本:鷹沢和善。音楽:鈴木静一。監督:沢島忠。中村錦之助&沢島忠監督コンビで中村錦之助が将軍家光と一心太助の一人二役で活躍する「一心太助」シリーズ第三弾。脚本・監督は沢島忠が担当。冒頭の俯瞰撮影での魚河岸風景と魚屋集団の場面が圧巻。一心太助は大久保彦左衛門の仲人でお仲との婚礼を済ませた。新婚初夜を迎えようとする二人のもとには賭場を荒らした弦太、大久保家の用人喜内(堺駿二)の隠し子である糸吉と鯉平(夢路いとし・喜味こいし)、お仲の友達のお恵とお光(丘さとみ)まで転がり込んでくる。魚河岸は悪徳商人の丹波屋(原健策)と結託した神尾主膳(進藤英太郎)により乗っ取られようとしていた。彦左衛門が急死すると同時に南町奉行神尾主膳は魚河岸に重税を課す。魚河岸の取締役である松前屋(大河内傳次郎)は、豊臣の残党ということで捕縛され、市中を引きずり回れてしまう。太助は松前屋を救うべく魚河岸の仲間と立ち上がる。町中を引き廻されている松前屋を見て、「殿さまッ」と叫んだ旅僧(三島雅夫)。松前屋こそ30年前に失踪した弘前藩松前右近の一子五郎兵衛だった。豊臣残党の濡れ衣をはらす反証は揃う。証人を連れて松平伊豆守(山形勲)のもとに急ぐ太助らの前に主膳一味が立ちふさがる。太助は魚河岸の連中と共に戦う。刑場で、松前屋の胸元に槍が合せられた瞬間、伊豆守が駈けつけた。江戸城中、将軍家光は余の近習にならぬかと言ったが、太助は「生涯魚屋で暮しとうございます」ときっぱり、ラストは餅つき場面で「終」。進藤英太郎の弟旗本に阿部九州男、悪老中の一人に加賀邦男、長屋の大家に杉狂児、太助に助けられる同心が徳大寺伸。各々の配役が好演で東映時代劇の痛快魅力が満載。1959年11月29日~12月5日豊橋第一東映、併映「拳銃を磨く男あの女を消せ」。1960年5月10日~16日豊橋銀座東映、併映「さいころ無宿」「大空の無法者」。1960年6月3日~6日豊橋南東映、併映「おこんの初恋花嫁七変化」。1960年9月21日~24日二川銀映、併映「青年の樹」「甲賀の密使」。【サイズ:B5シナリオ広告&東映しおり】【年代:1959年】