ミリオンダラー・ベイビー

ヒラリー・スワンク/クリント・イーストウッド、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキ―、マイク・コルター、ジュイ・パルチェル

説明

ミリオンダラー・ベイビー/原作:F・X・トゥール。脚本:ポール・ハギス。製作・音楽・監督・主演:クリント・イーストウッド。ボクシングに希望を見い出そうとする女性とそのトレーナーの心の葛藤(かっとう)を丹念に描いたヒューマン・ドラマ。第77回アカデミー賞4部門(主演女優・助演男優・監督・作品賞)受賞。ロサンゼルスで古いボクシングジムを営むフランキー(クリント・イーストウッド)は、タイトルマッチに挑戦寸前で、唯一の金のたまごでもある選手によそのジムに移籍され意気消沈していた。やがて毎日ジムに通い続けるマギーをコーチングしはじめる。そして練習を通じ、やがて2人の間に実の親子より強い絆が芽生えて行く。連戦連勝で女子ウェルター級チャンピオン、『青い熊』ビリーとの試合を受けることを決める。この100万ドルものビッグ・マッチはマギーが優位に試合を運んだが、ラウンド終了後にビリーが放った反則パンチからコーナーにあった椅子に首を打ちつけ骨折し、全身不随となる。フランキーはやり場のない怒りと自己嫌悪に苛まれ続け、完治の見込みがないマギーは家族に見放された事から人生に絶望し始める。やがてマギーはフランキーに安楽死の幇助を懇願するが断られ自分で舌を噛み切り自殺を図ろうとする。フランキーは苦しみ続ける実娘のようなマギーへの同情と、宗教的なタブーとのはざまで苦悩したものの、最後はガウンに綴られた「モ・クシュラ」に込めた気持ちを伝えると、人工呼吸器を止めマギーにアドレナリンを過剰投与し、姿を消す。2005年5月28日公開ユナイテッドシネマ豊橋18。【サイズ:B2ポスター】【年代:2005年】