説明
サスカチワンノノロシ/脚本:ギル・ダウド。音楽:ジョセフ・ガーシェンソン。監督:ラウォール・ウォルシュ。「シェーン」のアラン・ラッド主演。カナダの騎馬警官隊と北上したインディアンとの衝突をメインに、殺人犯の罪を着せられた女とそれを追う保安官や形式一点張りの新任隊長のエピソードをからめて描いた西部劇。1877年春、カナダ中西部サスカチワン。カナダ騎馬警官隊のオローク(アラン・ラッド)はクリー族の義兄弟ケジュウと共に、山岳地帯の巡察中にスー族に襲われた女グレース(シェリー・ウインタース)を助けた。砦に戻ると上官がオロークに、ケジュウの銃を押収するよう命令した。カナダ当局は、反乱を起こしたスー族と結託することを恐れ、クリー族の銃器をすべて押収していた。しかし、銃を取り上げると狩りもできなくなり、飢えてしまう。オロークは拒んだが命令には逆らえず、ケジュウの銃を取り上げた。ケジュウは怒り、義兄弟の縁を切ってしまう。砦にアメリカの保安官スミス(ヒュー・オブライエン)が、グレースをお尋ね者として追ってきた。スミスの弟を殺害した容疑でモンタナへ連れて帰るという。ちょうどそこに、カスター将軍を破ったスー族が北上してくるという伝令が届く。警官隊は武器を積み込み、安全な砦へと移動することを決断、スミスもグレースを連れて同行するが、サスカチワン河に差しかかったころ、待ち構えていたスー族の大群が警官隊を襲う。カナディアン・ロッキーの雄大な大自然の美しさと、絶頂期のアラン・ラッドが見られる。1954年4月14日~20日豊橋大劇、併映「海賊船」。1956年4月8日~16日豊橋メトロ劇場、併映「必死の逃亡者」。【サイズ:B5 雑誌広告】【年代:1954年】