説明
ゴジラ-1.0/脚本・監督・VFX:山﨑貴。音楽:佐藤直紀・伊福部昭。ゴジラ生誕70周年、昭和~平成~令和にまたがるシリーズ実写30作目の最新作。監督の山﨑貴は「三丁目の夕日」から「永遠の0」「アルキメデスの大戦」を経て「戦争」をテーマにその象徴として「ゴジラ」を主役に終戦直後の日本を舞台に「生」を描いてみせた。怪獣映画というより人間ドラマに主眼を置いた印象で、第1作へのオマージュ場面を随所に見せながら恐怖の象徴に対して軍隊でも警察予備隊でもなく民間人が知恵を出し合い挑む様子が展開。大戸島・電車を咥える場面・屋上でのアナウンスなどが第1作とダブり、動きの場面で流れる「ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」「モスラ対ゴジラ」の伊福部音楽がとても嬉しい。この映画は映像と音楽が素晴しい。VFXの魅力を発揮した出来は現在の日本で最高の仕上がりではなかろうか。「ゴジラ」対「人間」のドラマ、キャッチ「生きて、抗え。」抗うとは、はりあう又はふせぐの意味だが主演者二人の「個人戦争」を終わらせる描写でゴジラと対比させる。「ゴジラ」は国産で良かったし不滅でしたね。大ヒットして2024年1月12日からこの映画のモノクロ版が新たに公開されている。因みに「ゴジラ」第1作の全国公開が1954年11月3日だった事で2023年11月3日の公開としたらしい。豊橋市では1954年11月10日~16日、広小路3丁目の豊橋東宝で併映は時代劇「快傑鷹第3部」。2023年11月3日公開~2024年4月15日現在公開中の超ロングランで2023年実写映画国内興行NO1、第47回日本アカデミー賞作品賞受賞や本場第96回アカデミー賞視覚効果賞でアジア映画での初受賞など映画界への貢献度は大。安藤サクラが日本アカデミー賞助演女優賞受賞。浜松市沖合や西尾市東幡豆でロケ。ユナイテッドシネマ豊橋18。【サイズ:チラシ&ポスター・劇場オブジェ】【年代:2023年】