ゆうれい船

中村錦之助/大友柳太朗、大河内傳次郎、進藤英太郎、月形龍之介、薄田研二、山形勲、三島雅夫、吉田義夫、原健策、加賀邦男、清川荘司、長谷川裕見子、加藤嘉、桜町弘子、丘さとみ、富田仲次郎、青柳竜太郎、楠本健二、星十郎、小田部通麿

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説明

ユウレイセン/原作大佛次郎、企画マキノ光雄、監督松田定次。冒険活劇2部作としての中村錦之助主演で2週連続で公開した総天然色時代劇、錦之助56本にして少年前髪役はラストで当時25才で10代の役を演じた。テレビでは後年「海の次郎丸」として放送。応仁の乱を背景にした海洋冒険活劇。天下を狙う松永弾正(月形龍之介)と海賊が結託して掠奪を繰り返し私腹を肥やす一方で、船乗り重兵衛(大河内傳次郎)は遭難して錦之助扮する次郎丸を逃がして薄田研二が治める南海の島に隠れ住む。そしてゆうれい島とゆうれい船の噂を広め人々を遠ざけて平和な理想の国を築きいつか息子と再開することを願っていたが、そこへ山形勲扮する海賊が宝石などの横取りを企み平和の国を乱そうとする波乱の展開。成長した次郎丸は堺湊へ叔父(進藤英太郎)を尋ねるが悪人の叔父は松永弾正と組していた為次郎丸は逃げ出して、重兵衛の部下三島雅夫や伊藤亮英と知合い、更に佐馬之介(大友柳太朗)や姫(長谷川裕見子)とも知合い味方となって重兵衛を探しに出掛け、海賊と戦いながら父親を探す旅に出る。そして再開した親子は海賊達を退けた後にゆうれい船団4艘と共に平和な新天地を目指して旅に出る。前後篇合わせて160分以上の大作。1957年9月14日〜20日第一東映、併映「二宮尊徳の少年時代」。1958年2月19日〜25日銀座東映、併映「ふり袖太鼓」。【サイズ:近代映画】【年代:1957】