どんぐりッ子

森昌子/長門裕之、南田洋子、木暮実千代、鳥居恵子、有沢正子、浜田光夫、鈴木ヒロミツ、青空あきお、谷村昌彦、柳谷寛

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説明

ドングリッコ/原作:由紀しげ子「女中ッ子」 脚本:須崎勝弥 音楽:高田弘 監督:西河克己  人気歌手森昌子デビュー5周年記念映画。ホリプロ・東宝提携。山形を出て、東京の中流家庭で女中となって働く娘の姿を素朴にうたい上げた佳作。山形の風景のみずみずしさ、娘の生きる力強さが印象的。原作の「女中っ子」は1955年日活田坂具隆監督、左幸子主演で映画化されてのリメイク。加治木家に山形弁まる出しで、どんぐりのように愛らしく健康で、名前を織本はつと言った娘がやってくる。珍しい押しかけお手伝いさんである。加治木家は典型的な中流家庭で、子供は三人。小学6年の雪夫、小学3年の勝美、そして小学1年の妹・あきらである。三人の中で勝美は、暴れん坊でひがみっぽく、家中の鼻つまみだった。かつて、あきらが生まれた時、母・梅子の愛情を奪われるのを恐れて、あきらを2階から突き落としたことがあった。その時、腕に大きな傷を負ったために、あきらは自閉症になった。はつはやさしい娘だった。勝美が犬の嫌いな梅子に内緒で子犬のチビを飼っているのを黙っててやったり、毎朝のオネショの始末、学校での喧嘩と、働きもののはつは、家中のことを梅子よりも知るようになった。梅子が捜しているオーバーも、勝美がチビのふとんにして汚してしまったので、はつは自分のたんすの奥に隠してやった。チビの存在が梅子に知れてしまった。捨てると言いはる梅子に、自分の食事を半分にしてもいいからと、はつは食い下がった。また、盆踊りののど自慢で、はつが得意の歌で一等をとり、勝美のほしがっていた自転車をせしめたり、学校の父兄にも出席したり、今では、はつはすっかり勝美の母親代り。そして腕の傷が原因で自閉症になっているあきらに、はつは自分の生傷を見せてやった。その傷もさることながら、はつの出ベソを見たあきらは笑い転げるのだった。はつが初めて山形へ里帰りした日、大人しいチビが梅子のぞうりを食いちぎったために、梅子はためらいもなくチビを捨てる。勝美が家出をしたのは翌朝。勝美は山形行きの汽車に乗り、はつに会いに行った。92分。1976年7月31日~8月27日豊橋西武東宝、併映 山口百恵・三浦友和「風立ちぬ」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1976年】