刑事物語4 くろしおの詩

武田鉄矢/大友柳太朗、三波春夫、植木等、石橋蓮司、あいはら友子、長門勇、サンダー杉山、原千佐子、佐藤京一、神保美喜、吉田拓郎、野口貴文、関口宏

説明

ケイジモノガタリ4 クロシオノウタ/原作:武田鉄矢。脚本:黒井和男・ちゃき克彰。音楽:林哲司。監督:渡邊祐介。武田鉄矢主演による刑事物語シリーズ第4作。高知中央署の刑事、片山元は列車で護送中の犯人をとり逃がし、免職となってしまう。気おちして、中央署署長、植田(植木等)に紹介された職安に出かける片山。職安の所長、吉田茂(三波春夫)はキャバレーの従業員の仕事をすすめる。片山には知らされていないが、麻薬密輸に絡むおとり捜査として植田が仕組んだことだった。何も知らない片山は、慣れない水商売に悪戦苦闘。ある日、キャバレーの経営者である山梨組の若頭・戸崎(石橋蓮司)に腕をかわれ、山梨組組長・山梨剛造(大友柳太朗)の盃を受ける。剛造は戸崎と違い、昔気質の仁義に厚い人物。植田に電話し、山梨組に入ることを勧められたが田舎に帰ると伝える片山に、植田は初めておとり捜査のことを告げる。大阪で起った麻薬の密輸に絡む殺人事件で、奪われた3キロの麻薬をめぐり、山梨組が後ろで糸を引いていると言うのだ。片山は開きなおってヤクザ嫁業に打ち込む。剛造は片山が刑事であることを承知しており、戸崎の企みを防いで欲しい、これを機会に山梨組の幕をおろすつもりだと言うのだ。片山はゴルフクラブを手にして、麻薬の取引現場に向かう。ゴルフクラブを振りまわしながら、チンピラヤクザを倒していく。パトカーが到着し、ヤクザは麻薬取引の現行犯で逮捕された。乱闘の傷も癒えた片山を待っていたのは転勤辞令。1985年10月10日公開、豊橋西武東宝。【サイズ:B2】【年代:1985年】