殺人者を消せ

石原裕次郎/十朱幸代、高松英郎、小高雄二、小池朝雄、髙品格、稲野和子、名古屋章、永井智雄、大阪志郎、宇佐見淳也、浦辺粂子

説明

サツジンシャヲケセ/原作:長沢朗。脚本:池田一朗。音楽:伊部晴美。監督:舛田利雄。主題歌:石原裕次郎「あの娘の願い」。早川次郎(石原裕次郎)は、拘置所で佐竹と名乗る男(小池朝雄)から「一カ月だけ身替り社長になって欲しい」と依頼される。単調な生活にあきていた次郎はこの冒険にとびつく。横浜屈指の倉庫会社、アメリカに留学中の次男信夫をのぞいて一家が自動車事故で死亡。信夫の写真を見て、自分と瓜二つで信夫の身代りとして巧みな次郎の演技は、信夫の婚約者林百合(十朱幸代)をのぞいて、誰も疑う者はいなかったが、それ以来危険な目に遭遇。泉親子の死に方と同じあくどい作為であった。クラブ“66”では、沖専務(高松英郎)、植草(小高雄二)、須田、山下常務、大株主の白井、森中、それに前社長秘書の小西洋子の七人は、新社長暗殺の秘策を練っていた。その頃百合は、次郎の素朴な誠実さに好意を抱いた。洋子(稲野和子)を使って次郎をベッドに連れこむとダイナマイトで次郎を殺そうとしたが、この計画も失敗、沖らは、洋子を串刺しにすると、仲間の間で醜い争いを起し、森中、山下、白井、須田らは、自滅。沖らは、植草、佐竹、百合と共に次郎をヨットで海に誘ったが沖と植草は仲間割れし、自滅。佐竹もヨットからふり落されて死んだ。二人はスイスに旅立つ。1964年9月27日~10月13日千歳日活、併映「愛と死をみつめて」。1965年1月3日~8日松竹シネマ、併映「西の王将東の大將」。【サイズ:写真ニュース】【年代:1964年】