宮本武蔵 般若坂の決斗

中村錦之助/月形龍之介、三国連太郎、黒川弥太郎、入江若葉、丘さとみ、木村功、江原真二郎、木暮実千代、宮口精二、浪花千栄子、村田千栄子、阿部九州男、佐々木孝丸、河原崎長一郎、南広、香川良介、山本隣一、大前均、鈴木金哉、加藤浩、小田部通麿、国一太郎、阿波地大輔

説明

ミヤモトムサシ ハンニャサカノケットウ/原作:吉川英治 製作:大川博 脚本:鈴木尚之・内田吐夢 音楽:小杉太一郎 助監督:山内鉄也  中村錦之助主演の宮本武蔵シリーズ五部作の第二部。姫路城からの宮本武蔵としての旅立ちから奈良般若坂での不良浪人との戦いまでが描かれる。 沢庵和尚(三国連太郎)に導かれ白鷺城の暗黒蔵に三年間こもっていた武蔵は、城主佐々木孝丸から宮本武蔵と名乗るよう命じられ、白鷺城に別れを告げて剣の旅に出た。同行を願うお通(入江若葉)との約束に反し、武蔵は一人で武者修行に旅立ち、吉岡道場で門人数名を破った。木賃宿で知り合い醍醐道で再会した城太郎から、吉岡道場の千人もの門下が自分を探していると書かれた又八からの書状を受け取った。宝蔵院の高弟の阿巌(山本隣一)を打ち倒した武蔵は、やがて自分に恨みを抱く浪人や、宝蔵院の荒法師たちと相対することになる。武蔵に恨みを抱く牢人たちは宝蔵院の荒法師たちを煽動して、般若坂で武蔵を囲む。武蔵は奮然と斬りまくった。加勢するはずの法師たちは、逃げる牢人衆を片端から突き伏せた。奈良の町を大掃除しようと、日観師(月形龍之介)が胤舜(黒川弥太郎)に策を授けたのであった。南無妙法蓮華経の題目を記した供養の小石を武蔵は空に投げた。「殺しておいて何の供養ぞ!」と叫び「終」。月形龍之介が錦之助に対峙して言う台詞「強すぎる、あまりに強い。その強さを貯めるべきでもっと弱くなれ」と。そして「御身の殺気が10間先から自分の鍬に走り、己の影法師に慄くあまりにすれ違いに跳んだのだ」。月形が言うので説得力がある。106分の中に様々なエピソードが描かれやがて柳生一族とのエピソードが第3部「二刀流開眼」として柳生の庄で展開される。武蔵が姫路城から出立する時の「青春21まだこれから」が印象的なショット。個人的にこの作品が好き。お杉婆の浪花千栄子、権六の阿部九州男、茶店のおやじ宮口精二、女房赤木春恵、奈良の逗留先の女主人村田千栄子、柳生高弟堀正夫、お甲木暮実千代、朱美の丘さとみ、姫路城主の佐々木孝丸など脇役が好演。斬られる浪人に小田部通麿、加藤浩、阿波地大輔など。吉岡門弟に南広、国一太郎、河原崎長一郎、香川良介。宝蔵院には月形龍之介を筆頭に黒川弥太郎、山本隣一、鈴木金哉、大前均、中村錦司。ロケは奈良春日山。1962年11月22日~12月1日豊橋第一東映、併映「王将」。1953年2月20日~2月6日豊橋銀座東映、併映「遊民街の銃弾」。【サイズ:A4東映ポスター集&映画情報広告・グラビア】【年代:1962年】