遥かなる山の呼び声

高倉健/倍賞千恵子、ハナ肇、渥美清、吉岡秀隆、武田鉄矢、下川辰平、鈴木瑞穂、畑正憲

説明

ハルカナルヤマノヨビゴエ/原作・監督:山田洋次 脚本:山田洋次・朝間義隆 音楽:佐藤勝  「幸福の黄色いハンカチ」に続く高倉健と倍賞千恵子コンビによる人間ドラマ。山田洋次監督が高倉健を知りイメージを追いながら原作を書き下ろす。北海道の酪農の町・中標津の美しい四季を背景に、誤って人を殺して逃亡中の男健さんと、牧場を経営する未亡人倍賞千恵子、そして小学生になるその子供吉岡秀隆との交流を描いた人情ドラマ。慎重に進む二人の恋の行方を、農作業と日常生活をたっぷり盛り込みながら描いている。西部劇の名作「シェーン」や「幸福の黄色いハンカチ」へのオマージュ。ラストは主人公健さんに傷害致死として懲役確定。国鉄釧路本線弟子屈駅(現在の釧網本線摩周駅)に停車中の急行大雪の車中に網走刑務所に護送される健さんをハナ肇が見つける。そして倍賞千恵子が健さんの座る席まで来るのだが、護送警察官の目を気にして声をかけられないでいる。ハナ肇は向かい側のボックス席に倍賞と座り、彼女が酪農を辞めて息子吉岡秀隆と中標津の町で暮らしながら健さんを待っているということを倍賞との会話にして健さんに聞かせる。倍賞は黄色いハンカチを護衛に断って健さんに渡し、健さんは涙を拭いながら窓に顔を向ける。泣かせどころのツボを踏まえた演出でハナ肇が上手い。第4回日本アカデミー賞最優秀主演男優・主演女優・脚本・音楽賞の4冠受賞。高倉健は2度目の日本アカデミー賞主演男優賞受賞。124分。後年NHKテレビドラマで阿部寛と常盤貴子コンビでリメイクされた。第11回2012年とよはしまちなかスロータウン映画祭で上映。1980年3月15日~4月18日豊橋松竹。1981年2月14日~3月13日豊橋松竹、併映「子どものころ戦争があった」。【サイズ:B2ポスター2種類】【年代:1980年】