海峡

高倉健/森繁久彌、吉永小百合、笠智衆、三浦友和、大谷直子、伊佐山ひろ子、藤田進、北村和夫、大滝秀治、小沢栄太郎、滝田裕介、小林昭二、小林稔侍、桑山正一、和崎俊也、中田博久

説明

カイキョウ/原作:岩川隆 脚本:井手俊郎・森谷司郎 撮影:木村大作 音楽:南こうせつ 監督:森谷司郎  主題歌:南こうせつ「友ありて」 東宝創立50周年記念映画  高倉健・吉永小百合・森繁久彌共演のプロジェクトX青函トンネル篇。142分。本州と北海道を結ぶべく着工した青函トンネル開通工事に従事する技術調査員を中心に、長年に渡って難航を極めた大プロジェクトに取り組む人々の人間模様を描いたドラマ。物語は岩川隆の同名小説がベースになっており、文部省特選に指定。阿久津剛(高倉健)は地質学を学び技師として国鉄職員となった。トンネルの地質調査で竜飛岬を訪れる。そこで身投げをしようとしている女、牧村多恵(吉永小百合)を助ける。彼女はかつて福井の旅館で働いていたが、自分の不始末から出火、11人の客を死なせた過去を持っていた。トンネル工事計画は一度は消滅しかけたが、何とか実現に向かう。掘るのが得意なベテランのトンネル屋の猛者も集まる。その中には腕利きだがゴネることで有名な源助(森繁久彌)らもいた。工事が進むにつれ、出水や事故が続き、ついに死者が出た。作業は困難を極める。そんな最中に阿久津の父笠智衆が危篤という知らせが。帰郷の準備をする折も折、先進導坑ではポンプの排水能力を超え出水、どんどん水没。森繁久彌が口ずさむ「流浪の旅」が何ともうら悲しい。映画のラストでは本坑貫通を描いているが、先進導抗貫通は映画公開の翌年1983年、本抗はさらにその2年後の1985年。つまり映画のほうが先に完成していたことになる。「黒部の太陽」と同じく難工事のトンネルが舞台となるプロジェクトX映画は「黒部の太陽」の勝ち。第6回日本アカデミー賞最優秀録音賞。1982年10月16日公開、豊橋東宝。【サイズ:B2ポスター2種】【年代:1982年】