新宿酔いどれ番地 人斬り鉄

菅原文太/佐藤充、生田悦子、青木義朗、成田三樹夫、川路民夫、舘ひろし、にしきのあきら、名和宏、関山耕司、八名信夫、藤山浩二、伊達三郎、市川好朗

説明

シンジュクヨイドレバンチ ヒトキリテツ/脚本:松田寛夫、掛礼雅裕、小平裕 音楽:鏑木創 技闘:日尾孝司 監督:小平裕 主題歌:菅原文太「新宿酔いどれ番地」。 菅原文太主演。新宿と基地の町・福生を中心に、組織に牙をむくはみだしヤクザの凄絶な生きざまを描くやくざ映画。新宿・歌舞伎町の縄張り争いで、根岸組組長(伊達三郎)を殺害。10年振りに出所した権藤鉄治(菅原文太)は大門組の変貌ぶりに激怒。かつての仲間はそれぞれ治まっているが、愛人・春美(生田悦子)は行方知れず。鉄治に手を焼いた大門(成田三樹夫)は、彼を福生藤原支部長(佐藤充)のもとへ助っ人として送る。鉄治とともに、元刑事(青木義朗)や元ボクシングチャンピオンや元レーサー(にしきのあきら)も同行した。福生では、柳田組と対抗。血に飢えた狼のような鉄治の行動に、柳田組は色めきたち熾烈な縄張り争いが始まる。鉄治は春美と再会。春美は今は、柳田組の福生支部の幹部・竹内(地井武男)の情婦であった。春美の冷めた態度に鉄治の行動は、横暴ぶりをエスカレートし舘ひろし・にしきのあきらが抗争で死亡。文太と青木・佐藤たちは柳田組(名和宏)を襲い、竹内を追って春美のスナックで竹内と春美を射殺。福生市は大門組のものとなった。鉄治の兄弟分で福生の支部長でもあった藤原(佐藤充)は、大門の命令により、鉄治の仲間青木とボクサーを射殺。文太は佐藤を射つが、死ぬまぎわの佐藤充から大門組長成田三樹夫が春美を犯し、そのために春美が姿を消したことを知る。新宿に戻った文太は成田をねらい幹部もろとも殺す。重傷を負い新宿の街をよろめきながら歩く文太に冷たい風が吹く。実録路線も終わり東映アクション路線も試行錯誤の時期。若き舘ひろしが出演しているが、狂犬のような激高と背中合わせにある哀愁を文太の好演で描く。小平裕は1962年に東映入社して深作欣二に師事した後、プログラム・ピクチャーの中で実験的な手法を盛り込みつつ反逆の美学を追求している。文太と青木義朗の共演は珍しいし、文太は徐々にヤクザ路線から手を引く。生田悦子は美しい。1977年4月8日~28日豊橋東映、併映~21日「引き裂かれた尼僧」22日~28日「ゴルゴ13」「女囚さそり701号怨み節」 【サイズ:B2ポスター】【年代:1977年】