説明
ショウネンジダイ/原作:柏原兵三「長い道」藤子不二雄A 脚本:山田太一 音楽:池辺晉一郎 監督:篠田正浩 主題歌:井上陽水「少年時代」。 1978年~1979年にかけて週刊少年マガジン連載された原作の映画化。昭和19年の富山を舞台に、そこに疎開してきた少年と地元の少年との友情と葛藤を描く人間ドラマ。脚本は「この子を残して」の山田太一が執筆。監督は「舞姫」の篠田正浩。主演:岩下志麻。昭和19年10月、東京の小学校五年生だった風間進二は、富山に縁故疎開する。富山で最初に進二に近づいてきたのは地元のリーダー武で、田舎での生活に不安を抱き始めていた進二は、武に親しみを感じる。武は学校でよそ者扱いされる進二を無視し、自らも進二に対して高圧的な態度で接してきた。進二は武の矛盾する態度が理解できないまま、皆の前では召使いのような扱いに甘んずる。年が明けたころ、進二は東京からの荷物を受取りに行った隣町で悪童どもにからまれる。だがそれを救ったのは武だった。追手から逃れ、荒れた建物に潜んでいたとき、武はふっと思い出したように進二を近くの写真館に誘い二人で写貴をとってもらう。春になり、病欠していたクラスの副級長須藤が復学してきた。武は須藤の巧みな策によって権力を失い孤立してしまう。武はかつての取り巻きたちにまで屈辱的な仕打ちを受けたが、毅然とした態度を守り続けるのだった。進二は今こそ真の友達として対等なつきあいが出来ると思って武に近づくが武は頑なに進二を拒んだ。終戦となり、進二が東京に帰る日が来た。叔父や叔母、級友たちが見送りに来てくれたが、武の姿はなかった。汽車が走り出しても進二は窓の外を見つめ続けていた。もはやあきらめかけていた時、少し離れた田んぼの道を必死に手をふりながら走る武の姿。「少年時代」は1990年9月リリース、135万枚のミリオンセラーとなり、この映画も第14回日本アカデミー賞最優秀作品・監督・脚本・音楽・美術・録音の6部門受賞。1990年8月11日公開、豊橋東宝。【サイズ:B2ポスター】【年代:1990年】




