吾輩は猫である1975

仲代達矢/岡田茉莉子、波野久里子、島田陽子、篠ヒロコ、伊丹十三、三波伸介、緑魔子、春川ますみ、左とん平、岡田英次

カテゴリー: タグ: , ,

説明

ワガハイハネコデアル/原作:夏目漱石。音楽:J・S・バッハ。脚本:八住利雄。監督:市川崑。有名な夏目漱石の処女小説を、八住利雄が脚色し、市川崑が潤色・監督した動物コメディ。全編においてバッハの音楽を使用。1936年に山本嘉次郎監督版が公開されており、本作は二回目の映画化となる。中学校の英語教師である珍野苦沙弥は、妻、三人の娘、女中のおさんと紛れ込んだ猫の「吾輩」と暮らしている。家には美学者の迷亭や理学士の寒月が出入りしているが、彼らの目当ては苦沙弥の姪の雪江だった。寒月は実業家である金田の娘に恋をするが、苦沙弥は政治を利用して金儲けをする金田が気に入らない。吾輩は琴の師匠に可愛がられている三毛猫に恋をするが、三毛は車屋のクロに恋をしていた。学校では苦沙弥の教え子がラブレターを送ったことで退学になってしまう。クロは、ネズミをとらず、イタチをとることに生涯を賭け、最後っ庇をかけられながらも、その執念を捨てない。苦沙弥が担任している生徒、古井武右衛門が富子に送ったラブレターのことが発覚するという事件が起きた。このラブレターは、実は古井が友人に名を貸しただけなのだが、退校処分になった。担任として生徒を弁護する苦沙弥と校長の溝は深くなるばかりである。その頃、野球が流行し始め、金田一派が落雲館の生徒たちをけしかけているのか、苦沙弥の庭や座敷にまでボールが飛び込んでくる。生来の胃弱がますますひどくなった苦沙弥は衝動的に家を出た。雪江の家に一泊した苦沙弥は、すごすごと帰宅した。半月ばかり姿を見せなかった寒月が故郷で結婚して細君を連れて来た。また、苦沙弥の元書生で、金田家で働いていた多々良三平も富子と結婚することになった。吾輩が恋焦れていた三毛があっけなく死んだ。吾輩は人間を真似て、ビールを飲んだ。だが、水がめに足をすべらして落ちてしまい、絶命した。俳句や絵画やヴァイオリンと、幅広く手をのばし何一つ上達しなかった苦沙弥は、今度は小説を書く決心をした。タイトルは「吾輩は猫である」。1975年6月1日~20日豊橋西武東宝、併映「桜の森の満開の下」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1975年】