説明
メス/原作:柿沼宏、松森正。脚本:貞永方久、桃井章、森崎東。音楽:佐藤勝。監督:貞永方久。高橋幸治主演の医療サスペンス。主人公の医師式根(高橋幸治)の父親の医師で新日本医学連盟理事長の菊川(三国連太郎)が僧帽弁閉鎖不全症の手術のため入院して来た。菊川は担当弁護士山崎(米倉斉加年)を通して、執刀者に式根を指名する。式根とは学生時代からの友人でもある山崎は、新設医大の理事長の椅子を狙っており、秘かに菊川の悪事の証拠を固めていた。ある日、看護婦の青木由美(夏純子)は、式根を精神病院の菊川友愛病院へ案内した。由美の父は酒好きだったが、ある日酔って喧嘩したために警察にアル中として逮捕され、菊川病院に強制入院させられて、三ヵ月後に生体実験で殺されてしまっていた。そのショックで母は自殺。由美は復讐を誓って看護婦になり、菊川の情婦となって機会を狙っていた。由美の弟武志はぐれて、看護婦の佐藤(ひし美ゆり子)と同棲、光本みどりの妊娠を知って彼女を強請っていた。その武志も佐藤と心中をした。菊川の手術は大成功。菊川は式根に礼を言ったがその夜、菊川は死亡。犯人は由美ではないかと疑う式根だが、由美は否定。翌日、菊川病院で山崎は十五年前に行われた生体解剖のフィルムの映写を行った。執刀者は、式根の恩師である小久保教授(岡田英次)、葛城院長(金田龍之介)、菊川たちであった。菊川はこのフィルムで小久保を強請り、今日の地位を得た。菊川を殺害したのは、小久保に命じられた葛城だった。数週間後、式根は、小久保、葛城らを告訴する。1974年10月12日~26日豊橋松竹、併映「俺の血は他人の血」。25日~26日併映「内海の輪」「賛歌」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1974年】




