白昼の決闘

グレゴリー・ペック/ジョセフ・コットン、ジェニファー・ジョーンズ、リリアン・ギッシュ、ライオネル・バリモア、チャールズ・ビッグフオード、ハリー・ケリー

説明

ハクチュウノケットウ/原作:ナイブン・ブッシュ。脚本:デイヴィッド・O・セルズニック。音楽:ディミトリ―・ティオムキン。監督:キング・ヴィダー。グレゴリー・ペック主演の大農場を抱える一族の兄弟の確執と、鉄道開設を背景にした家族の変化に情熱的な娘の愛憎劇を描いた文芸西部劇。父親を失ったインディアンの血を引く混血娘(ジェ二ファー・ジョーンズ)が、テキサスの富豪で父親の旧知の家庭に引きとられる。その家庭には対照的な性格の二人の息子がいたが、両親は真面目な兄よりやんちゃな弟を愛していた。法律を学ぶ兄(ジョセフ・コットン)は娘を愛しながらも家を出てしまう。一方、娘は粗暴な弟(グレゴリ―・ペッ)の野性味に惹かれる。遊び半分の弟の態度に怒り、娘は牧童と婚約するが弟が牧童を射殺して逃げる。その頃都会で名士としての扱いを受けていた兄は娘パールを自分の元へ置こうとする。兄の婚約者は彼の態度に疑問を持ち、弟ペックに自分と一緒に暮らさないかと提案。ペックは兄の考えを許さず銃撃して重傷を負わせる。ペックの呼び出しを受けた娘はペックを撃ち、娘もペックに撃たれる。息を引き取る寸前ペックが娘を本当に愛していたと言い、娘も認めて満足しながら共に死ぬ。西部開拓時代が鉄道の発展と共に変わりゆく時代を挽歌的に描いて、製作された1946年当時のカラー技術を使用した色使いで表現された映画として記憶に残る。144分。最初の日本公開は1951年だが豊橋市での公開は確認した範囲では未公開、リバイバル上映が1962年。1962年9月5日~14日豊橋大劇、併映「激しい夜」。1966年1月6日~8日豊橋南東映、併映「第8ジェット機戦闘機隊」。【サイズ:B5雑誌広告&A41962年パンフレット&中面】【年代:1962年】