説明
ダイチュウシングラ/監督:大曽根辰保。歌舞伎の松竹が「仮名手本忠臣蔵」として元禄大絵巻をオールスターで描く1954年版に続く戦後二度目の忠臣蔵の映画化。大石は市川猿之助、おりくに水谷八重子、主税には市川団子、浅野内匠頭は北上弥太朗、あぐりは有馬稲子、吉良上野介が石黒達也で高田浩吉は早野勘平、お軽に高千穗ひづるで兄に近衛十四郎、前回大石の松本幸四郎は立花左近。加古川本蔵に坂東簑助が扮して刃傷に絡む、加古川夫人が山田五十鈴が扮して歌舞伎俳優総出演の一大絵巻で全てが歌舞伎場面で大芝居の様式美。監督大曽根辰保は1954年版に続いての登板。後年1962年に「仮名手本忠臣蔵」としてリバイバル公開。1957年8月10日〜24日豊橋松竹、併映「ガヤガヤホテル」。1958年3月16日〜20日千歳劇場、併映「赤胴鈴之助大会」【サイズ:B2&四つ切&時代映画広告】【年代:1957】