荒野の七人真昼の決闘

リー・バン・クリーフ/ステフアン・パワーズ、マイケル・カラン、マリアンナ・ヒル、ミッチェル・ライアン

説明

コウヤノシチニンマヒルノケットウ/監督:ジョージ・マッコーワン。「荒野の七人」シリーズも第4作となり時代も変化。主人公のクリス役がリー・バン・クリーフに変わり年老い非情な保安官になっていて時代が必要としなくなっている事に気づいている。女子供しか残っていない村を山賊団から守る為に戦うがキャストの弱い面を仕掛けでカバー。クリスは村に残って結婚して保安官として暮らす。1950年代に数多くの西部劇に悪役で出演、1960年代前半からイタリアへ渡りマカロニ・ウエスタンで人気が出たクリーフにとってはハリウッド凱旋、しかも「荒野の七人」の主演となれば感慨も大きかっただろうと推察。今回の新味は七人の一人を記者にした事と攻防戦の仕掛けに工夫が見られた。塹壕2段活用したり、第一線で銃を使い切り、第二線へ後退して別の銃で応戦したり爆薬を有効に使用したりする。タイトルは名作2本分でも内容は1本。1973年1月13日〜26日松竹ロキシー、併映「冒険また冒険」【サイズ:B2】【年代:1972】